ゴキブリを予防するための効果的な方法は？侵入を防ぐコツについて詳しくご紹介

「家の中ではゴキブリを見たくない」と強く思っている人も多いでしょう。ゴキブリの生態を知りながら正しい対策を学ぶことで、清潔な住環境を守ることができます。

やっかいなゴキブリの侵入を防ぐために、今回は簡単にできる予防法について解説していきます。ゴキブリを家に入れたくない、おすすめの予防グッズが知りたいという方はぜひ参考にしてください。

ゴキブリを予防する主なアイテム3種類

まずはゴキブリを予防するアイテムを見ていきましょう。ここでは主要な3種類として、殺虫剤設置タイプやトラップタイプ・忌避剤設置タイプを挙げていきます。

殺虫剤設置タイプ

殺虫剤設置タイプは、いわゆる「毒エサ」です。ゴキブリが好きなにおいで誘い出し、殺虫成分のあるエサを食べさせます。

ゴキブリが毒エサを運んで仲間に食べさせることで、殺虫効果の連鎖も望めます。大量のゴキブリの動きを止めることで、住環境を守れるようになるでしょう。

しかし、有害な成分を含んでいるため、なるべく子どもやペットが近づけないような場所に置きましょう。侵入を防ぐ意味合いが強いので、水回りやベランダなどさまざまな場所に置くことで効果を望めます。

トラップタイプ

トラップタイプはシートの粘着力を使い、ゴキブリの動きを止めます。ゴキブリにとって好ましいにおいを出し、シートで捕まえる仕組みです。

主に屋外から侵入する害虫に効果があるため、引越し直後のように、住環境が清潔な状態で使うのがベストでしょう。虫への警戒心が強い人なら、早期の害虫対策としてトラップタイプが役に立ちます。

ゴキブリを遠ざけるタイプ

ゴキブリの侵入を防ぐだけでなく、遠ざける目的でも使われます。「忌避剤設置タイプ」とも呼ばれ、ハッカ油のようにゴキブリが嫌う成分を出すのが特徴です。

殺虫成分がないので駆除には向いていませんが、ゴキブリを寄せつけない効果が期待できます。害虫を駆除した後に、再発の予防目的で使うのがベストです。

ゴキブリ侵入の予防法は？

普段からゴキブリの侵入を防ぐ取り組みが重要です。駆除剤を使ったり、水回りや屋外に適切なアイテムを置いたりするなど、自分にできる工夫をしましょう。以下からは具体的な予防策を、それぞれ詳しくご紹介をしていきます。

引越し前から駆除剤を使う

ゴキブリ対策は引越し前から行っておく必要があります。しばらく人が住んでいない家は、害虫の棲み家になっている可能性があります。温かく湿っている場所なら、住み始めてからすぐに出現するかもしれません。

荷物を運び込む前に、殺虫剤設置タイプやトラップタイプのアイテムを置きましょう。殺虫剤系ならくん煙型の駆除剤が効果的です。広い範囲に効果をもたらすほか、引越し作業の前なら家具へのダメージも考えなくて済みます。

なお、引越し業者に加え、賃貸物件なら管理人からの同意を得る必要があります。許可が出た場合、荷物を入れる前の害虫駆除作業に入りましょう。

屋外からの侵入対策に忌避剤を設置

屋外からの侵入を防ぐ手段としては、忌避剤設置タイプがおすすめです。忌避剤にはハッカ油に加え、ハーブやアロマといった成分が含まれており、これらはすべてゴキブリが嫌がるにおいを放ちます。 忌避剤設置タイプにはボトルタイプが多いので、ベランダや部屋の隅・玄関などあらかじめ置く場所を決めておきしょう。

水回りや家具の隙間をふさぐ

水回りや家具の隙間は湿っているためゴキブリが活動しやすく、注意が必要な場所となります。このような場所にはコンパクトサイズの殺虫剤設置タイプやトラップタイプを効率的に使いましょう。冷蔵庫や家電の後ろ側・排水管の近くのように、人の手が届きにくい場所に使うとよいでしょう。

商品によって、設置場所に応じてサイズを調整できるタイプもあります。野菜やエビのように、ゴキブリが好むにおいを再現した誘引剤つきのアイテムもあり、対策グッズのバリエーションも充実しているのです。

また、キッチンシンクの隙間をガムテープでふさいだり、排水管をSやU字型に変えたりすることでもゴキブリが寄りつかなくなります。室外機のホースにかぶさっているキャップや通気口のフィルターなど、家にある隙間をくまなくチェックして害虫の侵入経路をふさぎましょう。

まとめ