ゴキブリの駆除にはどんな方法があるの?生態や習性と一緒にくわしく解説!

ゴキブリの駆除にはどんな方法があるの?生態や習性と一緒にくわしく解説!

ゴキブリは繁殖力が高く、徹底的な駆除が難しい害虫として知られています。集団で生活するゴキブリは、動き回ることによって人間の健康に悪影響を与える菌も運ぶため、早めに駆除する必要があります。今回は、ゴキブリの駆除について生態や習性に絡めてご紹介していきますので、ゴキブリの駆除をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

自分でできるゴキブリの駆除

日本国内において屋内での生活に適応できたゴキブリは10種類ほどです。ゴキブリは本来寒さに弱い生き物ですが、暖房器具の発達に伴い活動範囲が広がって今では北海道を含め日本全国で見られるようになりました。そんなゴキブリの駆除ですが、駆除の範囲や方法によっていくつかの方法があります。

巣から出てきたゴキブリを駆除するなら

ゴキブリの存在は実際に姿を目にして初めて気付くもので、このタイミングで駆除を決意する方も少なくありません。ゴキブリは群れで行動する習性があるため、見つけた個体を駆除するだけでは十分な対処とはいえませんが、巣から出てきた個体を駆除するだけであれば大掛かりな準備や道具も必要なく、手軽に駆除が行えます。

実際に現れたゴキブリを駆除するグッズとして、ゴキブリ用粘着シートとスプレー式殺虫剤の2つがあります。ゴキブリ用粘着シートの捕獲機は、一度設置すれば粘着力が弱まるまでの間はその効果が持続するでしょう。ただし、台所のようにほかに餌になるものが多い場所では、あまり効果が期待できないという欠点もあります。

一方、市販のゴキブリ専用のスプレー式殺虫剤は、粘着シートに比べて即効性が期待できます。お手持ちのスプレーが効果の残るタイプのものなら、ゴキブリの通り道になりやすい部屋の隅を中心に吹き付けておきましょう。より広い空間に噴霧する必要がある場合、自治体によっては無料で全自動の薬剤噴霧器を貸し出しているところもあります。

こうした殺虫剤はどちらも薬局で手軽に入手できますが、取り扱いには注意が必要です。薬剤に触れたり誤って吸引したりしないよう、使用時にはマスクやゴム手袋などを身に付けておくことをおすすめします。保管は子どもの手に届かない場所にして、噴霧した際に食品やおもちゃ、ペットの餌や食器などにかからないよう、細心の注意を払いましょう。

家中のゴキブリを駆除する

家のどこかに潜んでいるゴキブリも一掃したいなら、殺虫成分を含んだ煙や蒸気で駆除する方法がおすすめです。この方法はスプレーや粘着シートと違い、手の届かない場所にまで薬剤を行きわたらせることができます。

ただし、広範囲に効果が届くということは、事前の準備にも時間がかかるということです。薬剤がかかって困るような食品類は冷蔵庫や扉のついた棚にしまい、家具にも新聞紙やタオルをかけておく必要があります。見落としがちな植物も生育に影響が出ないよう、忘れずにベランダへ出しておきましょう。

また、一部屋だけ駆除を行っても、ゴキブリはほかの部屋に逃げ込んでしまうおそれがあります。こうした事態を防ぐために、駆除は複数の部屋で一斉に行うのが好ましいでしょう。

さらに徹底的に駆除したいなら、日をおいて再度駆除を行いましょう。卵が孵化する2~3週間後を目安に、再び薬剤を噴霧すると効果的です。ちなみに、マンションなどの集合住宅で煙タイプの薬剤を使うと火事に間違われるおそれがあるため、状況に合わせて煙の出ない「くん蒸剤」を使うようにしましょう。

ゴキブリが持っている特徴

ゴキブリは動きが素早く駆除することも難しい害虫です。ゴキブリの特徴を把握して、事前に何らかの対策を取ることが重要になります。

どんな隙間からでも侵入可能

ゴキブリはわずかな隙間さえあれば家の中に侵入することが可能です。排水口や換気扇、エアコンの室外機からなど、家は隙間で溢れています。

また、卵の状態で運び込まれてくるパターンもあります。通販で届いた段ボールに付着してゴキブリの卵が持ち込まれることもあるため、ゴキブリの侵入を完全に防ぐことは困難だといえるでしょう。

ゴキブリの好む場所

ゴキブリが好む場所の条件として、温かい場所・狭い場所・暗い場所・湿気の多い場所の4つが挙げられます。冷蔵庫やテレビの裏、シンクの下やパソコンの中などが快適な巣としての条件が整っている場所になりますが、これら以外にも条件を満たす場所はたくさんあるので注意が必要です。

生態から見るゴキブリ駆除の難しさ

ゴキブリは夜行性のため、昼間出くわす機会はそれほど多くはありません。そのため、気付いたときには大量に繁殖していたということも少なくないのです。

また、ゴキブリは雑食のため、家庭内にあるさまざまなものが餌になります。食べかすや本、髪の毛やホコリ、までありとあらゆるものが食料となります。水1滴で3日間、油なら1滴で5日間も生きられるのです。

なお、卵から成虫になるまでの期間や寿命は、ゴキブリの種類によってそれぞれ異なります。小さい種類のものはおよそ成長に3ヶ月、大きな種類になると2年近くかかります。寿命は1年前後で、生きている間に何度も産卵を繰り返すため、かなり繁殖力が高い生き物だといえるでしょう。

まとめ

今回は、ゴキブリの基本的な駆除方法やゴキブリが持っている特徴についてご紹介しました。生命力が強いゴキブリはわずかな餌と水分で繁殖してしまうため、こまめな清掃を続けていくことが重要なポイントになります。ゴキブリ対策のグッズも多く市販されていますが、駆除が難しい場合は専門の業者に相談して、一気に駆除してもらいましょう。

「株式会社FreeDom」ではゴキブリをはじめ、シロアリやネズミなどの害虫駆除を承っております。実際の駆除作業に入る前には丁寧な現地調査を行っておりますので、安心してご利用いただけます。ご依頼のご予約は24時間受け付けておりますので、ゴキブリ駆除をお考えの方はお気軽にご連絡ください。

 

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