ハエが家の中を飛び回っていると集中力が続かなくなり、仕事や家事が捗らなくなります。また、ハエは恐ろしい菌を持っていることもあり、場合によって病気になってしまうおそれもあります。今回はハエを撃退する方法について解説していきますので、家の中を飛んでいるハエを追い出したいと考えている方はぜひ参考にしてください。
おすすめのハエの駆除方法は？
初夏から秋にかけて大量発生することも多いハエですが、駆除できずにイライラしている方も多いでしょう。ハエは小さい虫なので、周りを飛ばれると羽音がうるさく、簡単に駆除できないのが悩みの種です。ハエの発生に悩んでいるなら、以下の駆除方法を試してみてください。
めんつゆトラップで駆除
家庭でのハエ駆除で有名なのが「めんつゆトラップ」と呼ばれる方法です。ハエはめんつゆや酢の臭いに引き寄せられる習性があるので、その中に液体洗剤を入れておけば比較的簡単に駆除できます。
やり方はいくつかありますが、使い終わったペットボトルを底から切り離し、そこに水を適量入れ、入れた水と同じ量のめんつゆを入れるのがポイントです。多くの洗剤にはハエの呼吸を止める界面活性剤が入っているため、手間なく駆除することができるのです。
消臭スプレーで駆除
消臭スプレーにも界面活性剤が使われており、こちらをハエに吹きかけることで簡単に駆除できます。ハンガーなどにかかっている衣類にスプレーを吹きかけておけば、その衣類も守れるので一石二鳥です。ただし、キッチンでの使用は衛生的に不安な面もあるので、気になるときはアルコールスプレーで代用しましょう。
粘着シートで駆除
ハエ取り用の粘着シートをぶら下げるのも効果的です。殺虫成分が入っていないので、子どもがいても安心して駆除できます。ハエは1.5mから2mの間の高さで飛ぶ習性があるので、天井からその高さにぶら下げると効果的です。
殺虫剤で駆除
手軽にハエを駆除したいなら、定番であるスプレータイプの殺虫剤を使うとよいでしょう。ハエがたくさん飛んでいても、スプレーすれば一気に撃退できるでしょう。なお、小さい子どもがいる場合は、殺虫剤がかかると危険なので気をつけてスプレーする必要があります。
ドライヤーで駆除
ハエは冷風が当たるとその場で踏ん張るという習性があるため、ドライヤーの冷風をあてるとハエはその場から動けなくなります。動けなくなったハエをガムテープなどにくっつけて、一気に駆除してしまいましょう。なお、温風を使ってしまうとその場から飛んで行ってしまうため注意が必要です。
駆除業者に依頼する
普段からハエが発生しないように気をつけていても、いつの間にか大量発生することがあります。自分ではどうしようもないときには、専門の業者に依頼するのがおすすめです。プロの目線で発生源を見極めてくれるので、大量発生で困ったときは利用してみましょう。
ハエの発生源はどこ？
ハエといってもたくさんの種類がありますが、その中でも「イエバエ」は過酷な環境では生存できず、自然発生しないといわれています。しかし、人が暮らす家など過ごしやすい環境では大量に発生することも多いので、発生源を知って駆除や予防に役立てましょう。
キッチンから発生
キッチンにはハエが好む水滴や食べ物の残りカスがたくさんあり、ハエにとって非常に過ごしやすい環境となります。なるべく清潔にしておき、食べ残しなどを減らして発生を予防しましょう。
ペットが原因の場合も
家の中でペットを飼っていると、ハエが残飯や排せつ物に近づくケースがあります。感染症は人だけではなくペットもかかる可能性があるので、残飯や排せつ物の処理はきちんと行うようにしましょう。
ゴミを捨てる場所にも注意
ゴミの中でも生ゴミは特にハエが好む餌となります。収集日がまだだからと屋内に保管していると、餌を求めているハエが寄ってくる可能性が高くなるので、ゴミの保管場所には気をつけるようにしましょう。
外から入ってくるケースも
窓から家の中にハエが入ってくるケースも多いので、窓を開けるときは網戸をしっかりと閉めておきましょう。また、玄関のドアも開きっぱなしにならないように気をつける必要があります。
ハエが発生しないようにするには？
ここからは、ハエの発生を防ぐポイントについて解説していきます。
生ゴミを放置しない
ハエは生ゴミが大好物なので、放置すると大量発生します。最初は1匹のハエでも、卵を産みつけられれば加速度的に増えていく可能性があります。生ゴミは生活の中で必ず発生するので、保管のときに密閉するなどの対策を取りましょう。
排水溝をこまめに掃除
玄関や窓から入ってくるケースも多いのですが、ハエは排水溝からも侵入します。排水溝からの侵入を防ぐなら、専用の洗剤を流してみるとよいでしょう。
ハエがもたらす健康被害
ハエが飛んでいると集中力が続かないだけでなく、健康被害を受ける可能性もあります。ハエは生ゴミなどに寄りつくので、病原菌がつく可能性も高いからです。
ハエの足に大腸菌や黄色ブドウ菌、サルモネラ菌や赤痢菌などがついている場合、家の中にある食べ物を媒介にして菌が移ってしまうおそれがあります。食中毒の危険性も高まるので、食べ物は冷蔵庫の中に入れておき、しっかりと保管するようにしましょう。
まとめ
今回はハエの駆除方法や発生源となる場所、予防法について解説しました。ハエの羽音でイライラする方も多いのですが、それ以上に深刻なのは健康被害の方になります。ハエの発生を防ぐために、ゴミの保管方法などにも気をつけてなるべく清潔な環境を保ちましょう。
ハエの駆除をお考えでしたら「株式会社FreeDom」にご相談ください。主にアリやハエなどの害虫駆除を行っており、お客様の生活を守るために日々努めております。費用や作業日程に関するご相談も随時受け付けておりますので、ご用命の際はお気軽にお問い合わせください。
