ネズミに悩まないための駆除方法4つ！正しい対処法を知ろう

「ネズミが出て怖い」「うまく駆除できるか不安」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。いきなり出てくるのが怖い人もいるかもしれません。そういったときには複数の対処法を知っておけば、害獣が心配な方でも不安なく対応することができます。今回はネズミに悩まないための駆除方法を解説していきますので、怖いネズミを家から追い払いたいという方はぜひ参考にしてください。

害獣としてのネズミの生態

ネズミはかじりぐせなどの特徴を持っており、放っておくとさまざまな面で被害を与えます。また、家に侵入する主な種類は3つなので、以下より詳しく見ていきましょう。

家に侵入するネズミの種類

家に侵入するのはドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種類です。ドブネズミは下水溝や床下など人が見づらい場所に潜んでいることが多いネズミで、肉や魚を好み、先がとがっていて太くて丸いフンを出すのが特徴です。

クマネズミは警戒心が強く、天井や壁を伝って動きます。活動的であり、あらゆる場所にフンを散らすことが特徴です。

ハツカネズミは体格が小さく、身のこなしが軽いタイプで、雑穀を中心にあらゆるものを食べます。米粒ほどの見慣れないフンがあったら、ハツカネズミが家に住み着いているかもしれません。

ネズミは夜行性でさまざまなものをかじる

多くのネズミにはさまざまなものをかじるという習性があります。特に日没後数時間や夜明け前に天井裏を走り回るので、住んでいる人にとっては迷惑でしょう。

前歯をすり減らすためにさまざまなものをかじるので、家のいたるところが傷つくおそれもあります。特に電化製品のコードをかじられると、火災につながるため大変危険です。ネズミの習性から生活への影響を知り、早めの対策を施しましょう。 

ネズミがもたらす3つの害とは？ 

ネズミがたくさん住み着いてしまうと、健康被害や住環境へのダメージ、経済的損失といった被害が出ることになります。野生のネズミが家に入ってくると、感染症や皮膚炎などのリスクが生じます。ネズミの体についた菌を介して人を病気にしたり、体からこぼれたダニやノミが皮膚炎を誘発したりするからです。

住環境への被害は電化製品のコードやガスホースの噛み切り、壁や家財道具の一部の食い荒らしなどが挙げられます。特に電化製品やガスに関しては、停電・火災・爆発などの事故につながるリスクもあるので、決して許してはなりません。

経済的損失は、ネズミによる住環境へのダメージからの修繕費が挙げられます。また、菌による感染症や皮膚炎などの治療費もかかり、たくさんのお金が必要になります。このようにネズミは人の住む場所で、さまざまな悪影響をもたらすのです。

ネズミ駆除の主な方法3つ

ネズミを駆除する方法は主に3つです。動きが素早いうえに虫よりも厄介なので、見かけたらすぐにグッズを購入して処するのが賢明です。

忌避剤で寄せつけない 

害獣が怖くて見たくないという方は、忌避剤を使って追い払いましょう。玄関やベランダなどに置くことで、ネズミが寄りつかなくなります。

たとえばゲルタイプなら、倉庫や屋根裏のようにあまり立ち入らない場所に置くとよいでしょう。また、通気口や床下・天井裏などにスプレーやくん煙をするだけでも、ネズミはにおいを嫌って家から逃げ出します。衛生環境を整える習慣を続けたうえで、以上のような忌避剤を使うと快適な住環境を守れます。 

スプレーやくん煙剤で追い払う 

ネズミが出たときは、スプレーやくん煙剤で追い払いましょう。見つけた直後はスプレーで対応し、少し時間をおいた後はくん煙剤を使って対処するのが一般的です。

また、くん煙剤は「ラットサイン」を見つけたときにも使うことができます。フンや足跡などのラットサインがあれば、家にネズミが大量に入り込んでいる可能性が高いといえるからです。すぐにネズミを見つけるのは難しいので、くん煙剤で追い出す戦略が有効になります。 

防鼠パテで壁の隙間や穴をふさぐ

壁に隙間や穴が空いているときはすぐにふさぎ、防鼠パテでネズミの侵入経路を断ちましょう。パテによっては唐辛子成分が含まれているものなど、ネズミを近づけさせない工夫がなされているものもあります。

一部分をちぎって使えることから、さまざまな場所に活用できるのも特徴の1つです。引越しやネズミ駆除が終わった直後は、防鼠パテを使って害獣対策を済ませるとよいでしょう。 

まとめ